福利厚生と事業計画
フリーエンジニアをしていく上で持たなければならない心構えとして筆頭に上がるのは、収入を得られるようにするための事業計画を周到に行うということである。これは誰もが当然のように行うことであって無鉄砲で独立して起業することは破産への道を歩むことになるのは承知しているのが当然だろう。もう一つ忘れてはならない心構えは、会社に勤めていた場合に存在していた保険等の福利厚生が失われるため、自分で用意をしなければならなくなるということである。
国民健康保険への加入や国民年金への加入が必要になるのが一般的であり、それに加えて労災保険を代表とする諸々の保険について見直しをすることが重要になる。会社やその職場の組合に所属することによってあまり深く考えることなく加入していた保険が多数ある場合もあるが、それによってまかなわれていた安心がフリーエンジニアを始めると失われることになってしまう。そのため、事業内容から考えられるリスク等も考えつつ、適切な保険を選択して加入していくということが必要になるのである。
また、老後に備えるという観点や節税をするという観点から個人年金や共済への加入も行うことを考慮することが望ましいだろう。特に退職金が支払われるということもないため、何も準備していない場合には老後の資金繰りが難しくなってしまうことは否めない。そういった点も考慮して十分な収益が期待できる事業計画を立てることが必要になるのである。
この他にも、フリーエンジニアとして仕事をしていく上で注意したい点がいくつかある。そういった情報をしっかり集めておくと、いざフリーエンジニアに転身した際に慌てることが無くなるだろう。情報収集にはフリーエンジニア向けのサイト等を活用することをオススメする。(参考:東京フリーエンジニアinfo)
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